岩手で土木修行

自分になにか大きなものが欠けている…そう思った学生時代。「遠くの町で働いてみよう。」出かけたのは記録的冷夏に見舞われた岩手県玉山村。そこで土木会社の門をたたいて使ってもらいました。

「言われたことをきちんとやるだけではダメ。チームワークを大切にし、先を読んで立ち回ること。」大人として当たり前のことさえできない自分を歯がゆく思いました。

夜は働く男と酒を飲んで心の交流。ずっと土木に従事して自分を育ててくれた父親にも思いを馳せました。

今思えば無茶なことをしたものですし、受け入れて下さった会社に感謝しています。大人になろうとしてもがき始めた頃の貴重な経験です。